心をのばす子育て

障がい児がだすサインの解読法

2021-01-01から1年間の記事一覧

サインの読み方

んんなにこれ? 自閉症児の育て辛さ、むずかしさは 子どもの出すサイン(気持ち、要求の表現)が読みにくいことにあります。 前後の脈絡に関係なく、自閉症児のサインは突然!予想外! しかも、激しい!針の振りはいきなりマックス! えっ、なに?なに? どう…

自転車を使って感覚統合訓練

【バランス感覚】 発達障がい児は手、ゆび先が不器用で親がおおいに気になるところです。 そこは目立つことなので、日々、根気、忍耐の練習で スプーンやお箸、はさみやえんぴつなどの道具は何とか使えるようなるでしょう。 しかし、不器用なのは手、指先だ…

学習のすすめ

学習+ブドウ糖=脳の成長 制作活動は 集団活動に参加する意欲を持たせるきっかけになります。 しかし、集団参加をさらに増やしていくためには言葉の理解が欠かせません。 言葉・場面を理解し、コミュニケ―ションを向上させるためには 認知発達つまり学習が…

集団に参加するために

集団参加のきっかけづくり 人への関心が持ちにくい自閉症児の場合、 集団に入れたからと言って、本人が周りを見て自発的に活動に参加したり、 自分から友達と関わり対人関係を好転させていく、 という展開は期待できません。 周囲の子ども達がやっている活動…

初めての集団選び

どの進路が最善? 3歳、4歳近くになると子どもを集団に入れようか、どうしようか 迷い、考えることも多くなるでしょう。 ついつい、同じ年齢の子どもと比較して気持ちも落ち込みがちになります。 名前を呼ばれても反応が遅い、 自分ペース過ぎて順番が待てな…

偏食

何でもいいから食べて欲しい 2、3歳の頃からトイレトレーニングと並んで、 悩みの種になるものに<食>があります。 自閉症児の中には偏食・異食の子が多くいます。 異食癖の子どもは食べ物でない物を平気で口に入れます。 紙、ティッシュ、石ころ(小さい石…

発語

喃語・発語・言葉 2歳を過ぎても言葉が出てこないと心配になります。 不安になります。 目線の合わないし、人に向かって喃語らしい声出しもない! 公的機関などに相談して、 根拠のないもう「少し様子を見ていきましょうか。」などと言われると 半分安心の…

トイレトレーニング

悩みの種 3歳前後の頃から親にとって、いよいよ大きな悩みの種、 焦りの種になってくる育児のひとつにトイレトレーニングがあります。 自閉症児の場合、おしっこサインがないというだけならまだしも、 トイレに連れて行っても中に入ることを拒否したり、 便…

感覚遊び

感覚遊びは自分の世界 自閉症状を持つ子どもの場合、 3歳前後頃には人との関わりの弱さが目立ってきます。 名前を呼んでも、手招きしても反応がない! 相手の顔を見ることもなくクレーン現象で要求を満たそうとします。 自閉症児のクレーン現象 子どもが少し…

2歳の頃

「なんだか育てづらいな・・・」と 不安を感じた子どものの傾向は、2歳前後になると、 よりはっきりした形で表れてきます。 抱っこしても子供は体を反らすので抱きにくく、しっくりしない感じがする。 目を合わせることが少なく、表情が乏しい。 歩き始めて…

乳児期の睡眠

【乳児期の睡眠】 「心をのばす子育て」はEQを伸ばす子育てです。 「心をのばす子育て」の土壌づくりは乳幼児期から始まります。 (いや、胎教という言葉もあるので胎児期からかも。 昔やった退行催眠では胎内での気持ちや出産時の事を話す人もいましたか…

心をのばす子育て 序

こんにちは、こばとです。 35歳から発達障がいの子ども達に関わって40年近くになります。 平成元年の年にはこばと治療教育センターと言う私設の療育機関をたちあげて、 専属のスタッフとともに、平成最後の年まで運営していました。 2歳児から受け入れ…